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しこり神田医院 内科
症状「しこり」の情報をご紹介します。 しこりの原因や発症しやすい人の傾向、診断方法、対応する治療法を解説します。 しこりに対する医療科目を参考にお気軽にご相談ください。「しこり」について
しこりは、体の一部に硬い塊ができる症状で、通常は皮膚の下に感じられることが多いです。しこりの原因は多岐にわたります。良性のものとしては、脂肪腫や皮膚下の嚢胞、筋肉や結合組織の腫瘍などがあります。一方で、悪性のものとしては、乳がんや皮膚がん、リンパ腫などが含まれます。しこりが急速に大きくなる、痛みがある、または他の症状を伴う場合は、早急な診察と治療が必要です。早期の診断が、治療の選択肢と予後に大きく影響するため、注意が必要です。
症状や傾向
- しこりが急激に大きくなる場合は、悪性腫瘍(がん)の可能性があります。特に乳房や皮膚、リンパ節にできたしこりが短期間で大きくなる場合は、専門的な診察が必要です。診察では、画像検査(超音波、CTスキャン、MRI)や生検を行い、しこりの性質を確認します。
- しこりに痛みや発熱が伴う場合、感染症や炎症性疾患の可能性があります。例えば、乳腺炎や膿瘍などが考えられます。診察では、しこりの部位を確認し、血液検査や細菌培養を行い、適切な抗生物質や治療を選定します。
- しこりとともに体重減少や全身的な疲労感、発熱などの全身症状が見られる場合、悪性疾患の可能性があります。特にリンパ腫や内臓がんの可能性があります。診察では、全身的な検査や画像検査を行い、病気の進行度や広がりを評価します。
- しこりが身体の特定の部位(例えば、乳房、首、腹部など)にある場合、部位に特有の疾患の可能性があります。乳房にしこりがある場合は乳がん、首にある場合はリンパ節の腫れが考えられます。診察では、しこりの位置や形状を確認し、必要に応じて専門医の診察を受けることが推奨されます。
治療や処方
- しこりの診断には、画像検査が重要です。超音波検査は、しこりの位置や大きさ、性質を評価するために使用されます。CTスキャンやMRIも、しこりの詳細な評価や他の部位への広がりを確認するために役立ちます。これらの検査結果をもとに、次の診断や治療方針が決定されます。
- しこりの正確な診断には、生検が行われます。生検では、しこりから組織サンプルを取り、顕微鏡で詳細に調べます。良性か悪性かを確認し、適切な治療計画を立てるための重要な手段です。生検の方法には、針生検や切除生検があります。
- 良性のしこりであっても、症状が進行したり、大きさが気になる場合は手術での切除が行われることがあります。悪性のしこりが確認された場合は、手術での完全切除を目指します。手術後は、追加の治療(放射線治療や化学療法)が必要になることもあります。
- しこりが良性で、特に症状がない場合は、経過観察が選択されることがあります。定期的な診察と画像検査を行い、しこりの大きさや変化を確認します。感染や炎症が原因である場合は、抗生物質や抗炎症薬が処方されることがあります。経過観察を通じて、必要に応じた追加の治療を検討します。
関連する病気や疾患「しこり」
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下肢深部静脈血栓症
下肢深部静脈血栓症(DVT)は、脚の深部静脈に血栓(血の塊)が形成される状態です。血栓は血流を阻害し、脚の腫れや痛みを引き起こします。血栓が剥がれて肺に移動すると、肺塞栓症という重篤な状態を引き起こす可能性があります。DVTは長時間の座位や立位、手術後、長期間のベッド上安静、または特定の病歴がある場合にリスクが高まります。症状は脚の腫れや痛みが主で、適切な治療が必要です。
神田医院 院長から「しこり」について
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里井 重仁
医学博士 神田医院 院長ここで紹介した対処や治療法は、あくまで一般的な例です。
しこりはさまざまな原因によって引き起こされるため、一人ひとり適切な診断と治療が重要です。
しこりの症状が続く場合や心配な点がある場合は、早期にご相談ください。
当院では神田、秋葉原、日本橋エリアの患者様をはじめとしてしこりの専門的な診断・治療を行っています。
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