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意識障害・失神神田医院 内科
症状「意識障害・失神」の情報をご紹介します。 意識障害・失神の原因や発症しやすい人の傾向、診断方法、対応する治療法を解説します。 意識障害・失神に対する医療科目を参考にお気軽にご相談ください。「意識障害・失神」について
意識障害・失神は、意識の喪失や混濁を伴う症状であり、日常生活や健康に重大な影響を及ぼすことがあります。意識障害は、短時間の軽いぼんやり感から、深刻な意識不明の状態まで幅広くあります。失神は、一時的に意識を失い、通常は短時間で回復する状態を指します。これらの症状は、脳血流の一時的な減少、心臓疾患、低血糖、脳卒中、重度の感染症など、さまざまな原因で引き起こされることがあります。早期の診断と適切な治療が重要です。
症状や傾向
- 失神が頻繁に発生する場合、心臓のリズムの異常や心血管系の問題が原因であることが考えられます。これには、不整脈や心臓弁疾患などが含まれます。心電図や24時間ホルター心電図などの検査を行い、原因を特定します。早期の診察が必要です。
- 頭痛やめまいを伴う意識障害がある場合、脳卒中や脳腫瘍などの脳の異常が疑われます。これらの症状が見られる場合、迅速に脳の画像診断(CTやMRI)を行い、原因を特定します。適切な治療が必要です。
- 発熱や倦怠感を伴う意識障害は、重度の感染症や代謝異常が原因である可能性があります。これには、脳炎や敗血症などが含まれます。血液検査や尿検査を行い、感染源や代謝異常を特定し、適切な治療を開始します。
- 糖尿病患者が低血糖になると、意識障害を引き起こすことがあります。低血糖は、インスリンや糖尿病薬の過剰投与、不適切な食事管理、過度の運動などが原因です。血糖値を測定し、速やかに糖分を摂取させることで症状を改善します。
治療や処方
- 心臓疾患による失神や意識障害に対しては、心電図やホルター心電図を用いて原因を特定します。治療には、抗不整脈薬の処方やペースメーカーの装着が含まれます。定期的なフォローアップで心臓の健康状態を管理します。
- 脳卒中や脳腫瘍が原因の場合、CTやMRIで正確な診断を行います。治療には、血栓溶解薬の投与や外科手術が必要となることがあります。リハビリテーションも併せて行い、患者の回復を支援します。
- 感染症や代謝異常による意識障害には、血液検査や尿検査を行い、原因を特定します。抗生物質や抗ウイルス薬の投与、必要に応じて点滴療法を行います。また、代謝異常が原因の場合は、栄養管理や薬物療法を行います。
- 糖尿病患者における低血糖による意識障害には、血糖値を測定し、速やかにブドウ糖や砂糖を摂取させます。低血糖の予防として、適切な食事管理や薬物療法の調整を行います。患者教育を通じて、低血糖時の対処法を指導します。
関連する病気や疾患「意識障害・失神」
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脳卒中
脳卒中(脳血管障害)は、脳の血流が途絶えるか出血することで脳細胞が損傷を受ける疾患です。脳卒中は大きく三つのタイプに分けられます。脳梗塞は、血栓や動脈硬化によって血流が遮断されるタイプで、全脳卒中の約80%を占めます。脳出血は、脳内の血管が破れて出血するタイプです。くも膜下出血は、脳血管に発生する動脈瘤が破裂するタイプです。症状には、突然の片側の麻痺、言語障害、視覚障害、激しい頭痛、意識障害などが含まれます。早期の診察と治療が脳卒中の予後を大きく改善します。症状を感じたら、すぐに医療機関を受診することが重要です。
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統合失調症
統合失調症(統合失調症、Schizophrenia)は、現実感の喪失や思考、感情、行動に深刻な影響を及ぼす精神的な障害です。主要な症状には、幻覚(特に聴覚幻覚)、妄想(非現実的な信念)、混乱した思考や行動、感情の平坦さや無関心などが含まれます。この病気は、思春期から成人初期にかけて発症することが多く、遺伝的要因や神経化学的な不均衡が関与していると考えられています。治療には、長期的な管理とサポートが必要です。
神田医院 院長から「意識障害・失神」について
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里井 重仁
医学博士 神田医院 院長ここで紹介した対処や治療法は、あくまで一般的な例です。
意識障害・失神はさまざまな原因によって引き起こされるため、一人ひとり適切な診断と治療が重要です。
意識障害・失神の症状が続く場合や心配な点がある場合は、早期にご相談ください。
当院では神田、秋葉原、日本橋エリアの患者様をはじめとして意識障害・失神の専門的な診断・治療を行っています。
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