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発熱神田医院 内科
症状「発熱」の情報をご紹介します。 発熱の原因や発症しやすい人の傾向、診断方法、対応する治療法を解説します。 発熱に対する医療科目を参考にお気軽にご相談ください。「発熱」について
体温が通常の範囲を超えて上昇する症状です。通常、感染症や炎症、免疫反応の一部として発生します。体内の病原体と戦うための自然な防御反応であり、ウイルスや細菌などが原因となることが多いです。
症状や傾向
- 急に高熱が出た場合、特に38.5度以上の発熱が続く場合は注意が必要です。これは、感染症や炎症、さらには緊急の医療対応が必要な状態の可能性があります。頭痛、倦怠感、発疹、呼吸困難などの症状が伴う場合は、すぐに医療機関を受診することが重要です。
- 子供が発熱する場合、特に生後3か月未満の乳児ではすぐに医師に相談することが推奨されます。小児は大人に比べて免疫システムが未発達であるため、感染症に対する反応が強く出ることがあります。また、発熱による脱水症状も注意が必要です。
- 発熱と共に激しい頭痛、呼吸困難、胸痛、持続的な嘔吐、意識障害などの症状がある場合は、速やかな医療評価が必要です。これらの症状は、より深刻な病気や合併症の兆候であることがあり、単なる発熱以上の問題が隠れている可能性があります。特に、急激な症状の変化や予想外の症状の出現には注意しましょう。
- 一部の薬物や治療が発熱を引き起こすことがあります。例えば、抗生物質や抗がん剤などが発熱の副作用を伴うことがあります。また、予防接種後の発熱も一般的です。これらの場合は、医師に相談して適切な対応をとることが大切です。
治療や処方
- 軽度の発熱の場合、まずは自宅でのケアを行います。水分補給や休息が基本であり、体温の上昇を抑えるために適切な服装や室温の調節が重要です。解熱剤(アセトアミノフェンなど)の使用も効果的ですが、当院では症状に応じた適切なアドバイスを提供しています。体調が改善しない場合や悪化する場合は、当院にご相談ください。
- 発熱が続く場合やその他の症状がある場合、当院での診察を受けることが推奨されます。診察では、体温測定に加え、問診を行い、必要に応じて血液検査や尿検査、画像診断(例:胸部X線)を実施します。これにより、発熱の原因を特定し、適切な治療方針を決定します。
- 発熱の原因が細菌感染と診断された場合、当院では適切な抗生物質を処方します。ウイルス感染が原因の場合には、抗ウイルス薬が処方されることもあります。治療に関しては、症状や感染の種類に応じた最適な薬物療法を行い、治療効果を確認するためのフォローアップも実施します。
- 発熱は多くの原因が考えられるため、早期の評価と適切な対策が大切です。症状に合った治療を受けることで、健康を維持しましょう。当院では、個々の状況に応じたサポートを提供しています。お気軽にご相談ください。
関連する病気や疾患「発熱」
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気管支炎
気管支炎は、気管支の内壁が炎症を起こし、主に咳や痰を伴う病気です。急性気管支炎はウイルスや細菌感染が原因で、風邪やインフルエンザに続いて発症することが多いです。症状には、乾いた咳、痰の出る咳、胸部の圧迫感、軽度の発熱、倦怠感などがあります。通常、急性気管支炎は数週間で治癒しますが、症状が長引く場合は慢性気管支炎の可能性があります。慢性気管支炎は、長期間の喫煙や有害物質の吸入が原因で、持続的な咳や痰が特徴です。早期の診察と適切な治療が重要です。
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肺炎
肺炎は、肺の炎症によって引き起こされる感染症で、主に細菌、ウイルス、真菌などが原因となります。主要な症状には、発熱、咳、痰(たん)、呼吸困難、胸部の痛みなどがあります。発熱はしばしば高熱を伴い、咳は乾いた咳から膿性の痰を伴う咳へと進行することがあります。呼吸困難や胸部の圧迫感、倦怠感が見られることもあります。特に高齢者や免疫力が低下している人は、肺炎が重症化しやすく、適切な治療が必要です。発熱や咳が長期間続く場合は、早期に診察を受けることが推奨されます。
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扁桃炎
扁桃炎は、口腔内の扁桃(へんとう)が感染や炎症によって腫れ、痛みを伴う病気です。主にウイルスや細菌が原因で発症し、子どもから大人まで幅広い年齢層で見られます。主な症状には、喉の痛み、嚥下困難、発熱、喉の腫れ、白い膿の斑点、倦怠感などがあります。場合によっては耳の痛みや声の変化が伴うこともあります。扁桃炎は、風邪やインフルエンザなどの感染症と同時に発症することが多く、適切な治療を受けることで症状の軽減が期待できます。治療は、原因に応じた抗生物質や抗ウイルス薬、対症療法が中心となります。
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インフルエンザ
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性呼吸器感染症です。主にA型、B型、C型のウイルスがあり、毎年冬季に流行します。感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染が主です。症状は突然の高熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、咳、喉の痛み、鼻水などが特徴です。特に高齢者や幼児、基礎疾患を持つ方は重症化しやすく、肺炎などの合併症を引き起こすことがあります。予防には、毎年のワクチン接種が有効であり、手洗いやうがい、マスクの着用も推奨されます。これらの症状に心当たりのある方やご心配な方は、ぜひ当院で診察・ご相談ください。
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風邪
風邪(感冒)は、ウイルスによって引き起こされる上気道の感染症です。主な症状には、喉の痛み、咳、鼻水、くしゃみ、発熱、頭痛、筋肉痛などがあります。風邪の原因となるウイルスは多数存在し、一般的にはライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルスなどが含まれます。風邪は非常に一般的であり、通常は軽症で自然に回復しますが、高齢者や免疫力の低い人々にとっては重症化するリスクがあります。風邪は主に飛沫感染や接触感染によって広がります。
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心膜炎
心膜炎は、心臓を包む膜である心膜(心外膜)が炎症を起こす病気です。心膜炎は、心膜の内側と外側の間に液体がたまることによって心臓の正常な動きを妨げ、胸痛や呼吸困難を引き起こします。心膜炎の原因には、ウイルス感染、細菌感染、自己免疫疾患、外傷などが含まれます。主な症状には、鋭い胸痛(特に深呼吸や咳で悪化することが多い)、呼吸困難、発熱、全身の倦怠感などがあります。心膜炎は、原因に応じた適切な治療が求められます。
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精巣炎
精巣炎は、精巣に炎症が起こる疾患で、主に細菌やウイルス感染が原因です。精巣は男性の生殖器の一部で、精子を生成する役割があります。精巣炎の原因としては、性行為による感染症(クラミジアや淋菌など)、ウイルス感染(流行性耳下腺炎など)、外傷や自己免疫反応が含まれます。症状には、精巣の腫れや痛み、発熱、痛みを伴う排尿、局所の赤みや熱感が含まれます。治療を行わないと、慢性化や不妊症のリスクがあるため、早期の診断と治療が重要です。
神田医院 院長から「発熱」について
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里井 重仁
医学博士 神田医院 院長ここで紹介した対処や治療法は、あくまで一般的な例です。
発熱はさまざまな原因によって引き起こされるため、一人ひとり適切な診断と治療が重要です。
発熱の症状が続く場合や心配な点がある場合は、早期にご相談ください。
当院では神田、秋葉原、日本橋エリアの患者様をはじめとして発熱の専門的な診断・治療を行っています。
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